簡単な道のりではありませんでしたが、我が家の太陽光発電は正常に戻りました
第1記事では、太陽光発電の発電量低下に気づき、最初はパワコンの経年劣化だと思ってパワコンを更新した話を書きました。
第2記事では、パワコンを更新しても発電量が改善せず、接続箱で3ストリングの電圧・電流を記録し、三菱電機サービスの専用測定で「波形がおかしい」と言われた流れを書きました。
そして今回は、いよいよ完結編です。
最終的に、我が家の太陽光モジュールは保証対応で21枚すべて交換されました。
正直、ここまで来るのは簡単ではありませんでした。
しかし、交換後に発電量が戻ったときは、本当に安心しました。
長い間、頭の中に引っかかっていた太陽光発電の不具合が、ようやく解決した感覚がありました。

太陽光パネル交換後、ためトク割引(昼間)の数値が回復。交換した4.0kWパワコンでも最大出力4.0kWを確認できました。
モジュール保証交換が決まるまで、決して簡単ではなかった
保証交換が決まるまでの流れは、決して一直線ではありませんでした。
最初に発電量低下に気づいたとき、私はパワコンの経年劣化だと思っていました。
実際にパワコンを更新しましたが、発電量は改善しませんでした。
そこから接続箱で3ストリングの電圧・電流を記録し、さらに三菱電機サービスに相談しました。
サービスマンに専用センサーで測定してもらった結果、「波形がおかしい」と言われました。
この時点で、私はようやく、
やはり原因はパワコンではなく、太陽光モジュール側だ
と確信しました。
その後、保証対応の流れに進みましたが、すぐに全てが終わったわけではありません。
確認待ちの期間もありましたし、こちらから状況確認する場面もありました。
それでも、発電量の記録、ストリング測定の記録、保証書の内容、パワコン交換後も改善しなかった事実を整理していたことで、冷静に説明できたと思います。
最終的に、太陽光モジュール21枚が全数交換に
最終的に、我が家の太陽光モジュールは21枚すべて交換対象となりました。
交換されたモジュールは、一覧表として製造番号も提示されました。

交換後の太陽光モジュール製造番号一覧表。21枚すべての型名と製造番号が記載されています。個人情報や不要な部分は伏せています。
この一覧表を受け取ったことで、単に「交換しました」ではなく、
どの型番のモジュールが何枚交換されたのかを確認できました。
こうした書類は、後から見返すと非常に大切です。
太陽光発電は屋根の上にあるため、普段は直接確認しにくい設備です。
だからこそ、作業完了報告書や製造番号リストのような書類は、きちんと保管しておくべきだと感じました。
作業完了報告書で、正式に交換作業を確認
交換工事後には、作業完了報告書も受け取りました。
報告書には、依頼内容として発電量が落ちていること、確認内容として発電が落ちていること、判定内容として太陽電池の不良と思われること、処置結果として太陽光パネルの交換作業を実施したことが記載されていました。

作業完了報告書。太陽光パネルの交換作業を実施したことが正式に記載されています。
個人情報や担当者名は伏せています。
この書類を受け取ったことで、今回の対応が正式な保証交換として
記録されたことが分かりました。
口頭だけではなく、書面として残ることはとても大事です。
太陽光発電のように長期間使う設備では、あとから確認できる資料があるかどうかで安心感がまったく違います。
工事当日、屋根のパネルが新しくなっていく
交換工事当日は、足場を組んで作業が進みました。
太陽光パネルは屋根の上にあるため、普段はなかなか近くで見ることがありません。
しかし、工事のときは、屋根上のパネルが新しくなっていく様子を見ることができました。

太陽光モジュール交換工事のために設置された足場。安全に屋根上作業を行うための大切な準備です。

保証交換後の太陽光モジュール。21枚すべてが新しいパネルに交換されました。
長年、屋根の上で発電してくれていた古いパネルが外され、新しいパネルへ入れ替わっていく。
それを見ていると、少し感慨深いものがありました。
太陽光発電は、普段は家の一部として当たり前のように存在しています。
しかし実際には、毎日屋根の上で発電してくれている大きな設備です。
今回の交換工事を通じて、あらためて我が家の太陽光発電の存在を意識しました。
交換後、ためトクの数値が大きく改善した
交換後、電気料金データを確認すると、明らかに数値が改善していました。
私が見ていたのは、電気料金データに表示される「ためトク割引(昼間)」の数値です。
パネル交換前の2025年8月分は、ためトク割引(昼間)が 42kWh まで低下していました。
ところが、交換後の2025年9月分以降は、ためトク割引(昼間)が 150kWh まで回復し、その後も150kWhで推移しました。
| 月分 | ためトク割引(昼間) |
|---|---|
| 2025年8月分 | 42kWh |
| 2025年9月分 | 150kWh(最大150まで) |
| 2025年10月分 | 150kWh(最大150まで) |
| 2025年11月分 | 150kWh(最大150まで) |
| 2025年12月分 | 150kWh(最大150まで) |
| 2026年1月分 | 150kWh(最大150まで) |
パネル交換前は42kWhまで低下していたためトク割引(昼間)が、
交換後は150kWhまで回復しました。
150kWhを超過した余剰電力は1kWh7円で売却しています。
この数字を見たとき、本当に安心しました。
それまでの私は、
本当にパネルが原因なのか
パワコン交換は無駄だったのか
保証交換後にちゃんと発電が戻るのか
いろいろ考えていました。
しかし、交換後の数値を見て、ようやく答えが出ました。
新しい4.0kWパワコンでも、最大出力4.0kWを確認
さらに、交換後のパワコン表示でも大きな変化を確認できました。
私が更新したパワコンは、カナディアンソーラー製の4.0kWタイプです。
太陽光パネル交換後、このパワコンで 4.0kW の表示を確認できました。

太陽光モジュール交換後、更新した4.0kWパワコンで最大出力4.0kWを確認できました。
この表示を見たとき、かなり嬉しかったです。
以前は、晴天でも1.3〜1.5kW前後しか出ない状態でした。
それが、パネル交換後には4.0kWまで出るようになりました。
これで、
4.0kWパワコンを選んだから発電量が低かったわけではない
原因は太陽光モジュール側にあった
ということが、はっきり分かりました。
第1記事で書いたように、私は5.25kWの設備に対して4.0kWのパワコンを選びました。
その判断が間違いだったのではないかと不安になることもありました。
しかし、交換後に4.0kWまで出力している表示を見て、4.0kWパワコン自体は正常に働いていると確認できました。
交換後に発電量が戻ったときの安心感
今回の太陽光発電不具合は、思った以上に長く頭の中に残りました。
発電量がおかしいと気づく。
パワコンを疑う。
パワコンを更新する。
それでも改善しない。
ストリングを測定する。
サービスマンに調査してもらう。
保証書を確認する。
保証交換の流れに進む。
交換後の書類を確認する。
そして、ようやく発電量が戻る。
こうして振り返ると、かなり長い道のりでした。
だからこそ、交換後に発電量が戻ったときの安心感は大きかったです。
単に「修理が終わった」というだけではありません。
我が家の太陽光発電が、本来の姿に戻った
そう感じました。
長年屋根の上で働いてくれていた設備が、またしっかり発電してくれるようになった。
これは本当に嬉しかったです。
メーカー対応について感じたこと
今回、最終的にモジュール21枚を保証対応で交換していただいたことには、
とても感謝しています。
一方で、すべてがスムーズだったわけではありません。
連絡待ちの期間もありました。
こちらから数回確認したこともありました。
交換後の書類やデータについても、自分から確認した部分があります。
正直に言えば、途中で少し不安や不満を感じた場面もありました。
ただ、最終的には、保証対応として太陽光モジュール全数交換まで進めていただきました。
その点については、ありがたいと思っています。
製品を長く使っているユーザーとしては、交換工事だけでなく、その後の説明や書類対応まで
丁寧にしてもらえると、より安心できます。
今回の経験から、メーカー対応では「感謝」と「確認」の両方が大事だと感じました。
今回の経験で分かったこと
今回の経験で、私が強く感じたことは次の通りです。
まず、発電量低下の原因を思い込みで決めつけてはいけないということです。
私は最初、パワコンの経年劣化だと思っていました。
しかし実際には、太陽光モジュール側の不具合が大きく影響していました。
次に、記録を残すことの大切さです。
ためトクの数値、パワコン表示、ストリングごとの電圧・電流、保証書の内容。
これらを確認していたからこそ、メーカーに具体的に説明できました。
そして、保証書を捨てずに残しておくことも本当に大切です。
保証書には、太陽光モジュール20年保証、機器10年保証と記載されていました。
この保証書があったからこそ、モジュール保証相談へ進めました。
太陽光発電を10年以上使っている方へ
10年以上前に太陽光発電を設置した方の中には、普段あまり発電量を確認していない方も
多いと思います。
私も、最初は「多少落ちても経年劣化だろう」と考えていました。
しかし、発電量が大きく落ちている場合、原因はパワコンだけとは限りません。
太陽光モジュール側の出力低下が関係している場合もあります。
蓄電池を検討する方、パワコン更新を検討する方もいると思います。
その前に、まずは今の太陽光発電が本当に正常に発電しているかを確認してみる価値があります。
確認するポイントは、難しいものばかりではありません。
- 電気料金データを見る
- パワコンの発電表示を見る
- 過去と現在の発電量を比べる
- 保証書を確認する
- 気になる場合はメーカーや業者に相談する
これだけでも、異変に気づくきっかけになります。
まとめ|我が家の太陽光発電は正常に戻りました
今回の太陽光モジュール保証交換は、決して簡単な流れではありませんでした。
最初はパワコンの経年劣化だと思い込みました。
パワコンを更新しても改善せず、そこからストリング測定、メーカー診断、保証書確認、保証交換へと進みました。
最終的に、太陽光モジュール21枚が保証で全交換されました。
交換後は、ためトク割引(昼間)の数値が42kWhから150kWhまで回復し、更新した4.0kWパワコンでも最大出力4.0kWを確認できました。
この数字を見たとき、ようやく安心できました。
我が家の太陽光発電は、正常に戻りました。
長い道のりでしたが、あきらめずに記録を取り、保証書を確認し、メーカーへ相談して
本当に良かったと思います。
これからも、時々は発電量を確認しながら、太陽光発電を大切に使っていきたいと思います。

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