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前回の記事では、静岡製機の白米保冷庫「愛妻庫 KSX-31A」が届いたあと、配送破損や初期不良がないかを確認した内容を書きました。
今回はその続きとして、実際に精米したお米を入れて使ってみた感想をまとめます。
白米保冷庫は、商品ページの写真だけでは分かりにくい部分があります。
たとえば、
- 精米したお米は入れやすいのか
- 20kg入れると庫内はどれくらい埋まるのか
- 30kg袋をそのまま扱うと重くないのか
- お米を取り出す時に前方スペースは必要なのか
- 残量は見えるのか
- 実際に冷えているのか
- 掃除やメンテナンスはしやすいのか
このあたりは、実際に設置して使ってみないと分かりません。
私の場合は、自宅で食べる精米後のお米を保管するために購入しました。
販売用ではなく、家庭で食べるお米を少しでも良い状態で保管したいという目的です。
コイン精米後のお米はすぐに入れず、少し冷ましてから投入
私は玄米をコイン精米機で精米してから、白米保冷庫へ入れています。
ただ、精米した直後のお米は、精米時の摩擦熱で少し温かくなっています。
そのため、私は精米後すぐに保冷庫へ入れず、半日ほど常温で置いてから投入するようにしています。


冷えている庫内に温かいお米をそのまま入れると、庫内温度が上がったり、結露の原因に
なりそうだと感じたためです。
説明書にも、精米直後で温度の高い白米は冷ましてから入れる内容の注意がありました。
家庭用として使う場合でも、
「精米したらすぐ投入」ではなく、一度熱を落ち着かせてから入れる
という使い方の方が安心だと思います。
上部の投入蓋は外せるので、お米は入れやすい
愛妻庫 KSX-31Aは、上部からお米を入れる構造です。
実際に使ってみて良かったのは、上部の投入蓋が外せることです。


蓋を開くだけでなく、取り外して作業できるので、米袋からお米を投入しやすいです。
本体の上から入れる構造なので、袋を持ち上げる必要はありますが、投入口自体は広めで、入れにくい印象はありませんでした。
ただし、ここで注意したいのがパッキン部分です。
投入蓋の周囲にはパッキンがあります。

お米を入れる時に米粒がこぼれて、パッキン部分に挟まる可能性があります。
パッキン部分に米粒が挟まったまま蓋を閉めると、密閉不良や冷却不良の原因になりそうです。
そのため、投入後は投入口の周りとパッキン部分を軽く確認してから蓋を閉めるようにしています。
小さなことですが、長く使うなら大事な確認だと思います。
20kg精米を入れた時の容量感
今回は、約20kgの精米を投入しました。


KSX-31Aは30kg容量ですが、今回の画像は、前回精米したお米が約5kg残っている状態に、20kg分の精米を追加した時のものです。
20kgを追加しても、庫内にはまだ上部に余裕がありました。
私の家では、農作業の負担を軽くするため、30kg袋ではなく20kgで袋詰めしています。そのため、精米後のお米を保冷庫へ投入する時も比較的楽でした。
30kg袋をそのまま持ち上げて投入するのは、正直かなり重労働になると思います。
特に、保冷庫の上から投入する構造なので、30kg袋を高い位置まで持ち上げるのは
体への負担が大きいです。
私の場合は、20kgで袋詰めしていますので、投入もしやすく、補充もしやすいと感じました。
30kg容量の商品だからといって、必ず30kg満タンで使う必要はありません。
投入後1日経って、庫内のお米の温度を測ってみた
お米を投入したあと、本当に庫内で冷えているのか気になったので、熱電対センサーをお米の中に入れて温度を測ってみました。

投入後1日経った状態で、お米の温度は約12℃でした。
室内の時計では、室温は26.1℃、湿度57%でした。

室温26℃ほどの環境で、お米の中が約12℃まで下がっていたので、白米保管としては十分な安心材料になりました。
夏場はさらに室温も湿度も上がるため、精米後のお米の保存には気を付けたいところです。
もちろん、測定位置や室温、設定温度によって数値は変わると思います。
それでも、実際にお米の中にセンサーを入れて測ったことで、
「見た目だけでなく、ちゃんと冷えている」
と確認できたのは大きかったです。
残量がのぞき窓で確認できる
前面には、白米の残量を確認できるのぞき窓があります。

これは地味ですが便利です。
わざわざ上の投入蓋を開けなくても、前面からお米の残量をある程度確認できます。
毎日使うものなので、残量が見えるだけでも使いやすさが変わります。
特に、残りが少なくなってきた時に、次の精米タイミングを判断しやすいです。
お米の取り出しは下部ドアを開けて行う
お米を取り出す時は、下部の取出ドアを開けて、米受け皿を引き出します。


ここで大事なのが、前方スペースです。
本体サイズだけを見て設置場所を決めると、実際にお米を取り出す時に困る可能性があります。
下部ドアを開けるスペース、米受け皿を引き出すスペース、さらに自分がしゃがんで操作する
スペースが必要です。
私も実際に使ってみて、
「本体が置けるか」だけでなく、「米を出す作業スペースがあるか」も大事
だと感じました。
狭い場所にぴったり置きすぎると、毎日の使い勝手が悪くなると思います。
1合・2合の計量ボタンがある
前面には、1合と2合の計量ボタンがあります。

1合は約150g、2合は約300gです。
2合ボタンを押すと、左側の1合ボタンも同時に下がる仕組みです。
普段の炊飯量に合わせて取り出せるので、米びつとしても使いやすいです。
米受け皿には一度に6合まで入るようです。
家庭で使う分には十分だと思います。
米受け皿を引き出すと、思ったより前に出る
実際に米受け皿を引き出すと、思ったより前に出ます。

このため、やはり本体前方には余裕が必要です。
購入前に設置場所を考える時は、次の3つを見ておいた方が良いです。
- 上部投入蓋を開けるスペース
- 下部取出ドアを開けるスペース
- 米受け皿を引き出すスペース
本体寸法だけで判断すると、使い始めてから「少し狭い」と感じるかもしれません。
下部にキャスターがあるので、移動はできる
KSX-31Aの下部にはキャスターが付いています。

本体を完全に持ち上げなくても、少し動かすことはできます。
ただし、お米を入れた状態ではかなり重くなります。
30kg近く入っている状態で頻繁に動かすものではないと思います。
キャスターは、掃除や設置位置の微調整をする時に役立つもの、という感覚です。
私としては、最初に置き場所を決める時点で、できるだけ動かさなくてよい場所に
設置する方が良いと感じました。
背面フィルターとファン周辺も確認できる
背面下部にはフィルターがあります。


フィルターを外すと、内部にファンや吸気部分が見えます。
白米保冷庫も冷却する機械なので、ホコリがたまると冷却効率に影響しそうです。
長く使うなら、ここは定期的に掃除した方が良いと思います。
ただし、掃除する時は必ず電源プラグを抜いてから作業します。
水を直接かけて洗うような掃除は避け、フィルターのホコリを取る程度から始めるのが安心です。
実際に使って分かった良かった点
実際に使ってみて良かった点は、次の通りです。
まず、精米後のお米を冷えた状態で保管できる安心感があります。
室温が26℃ほどある中で、お米の中が約12℃まで下がっていたので、
夏場の白米保管にはかなり心強いです。
次に、上部投入蓋が外せるので、お米を入れやすいです。
また、前面ののぞき窓で残量が見えるので、次に精米するタイミングも分かりやすいです。
さらに、1合・2合の計量ボタンがあるので、普段の炊飯にも使いやすいです。
単なる冷蔵庫ではなく、
「お米を保存して、必要な分だけ取り出す」
という使い方に合わせて作られていると感じました。
気になった点・購入前に知っておきたい点
一方で、購入前に知っておいた方が良い点もあります。
一番は、設置スペースです。
本体を置くスペースだけでなく、上の蓋を開けるスペース、前の扉を開けるスペース、
米受け皿を引き出すスペースが必要です。
次に、30kg袋をそのまま投入するのは重いです。
30kg容量の商品ですが、私の場合は20kgを精米した米を投入するので比較的楽でした。
また、投入時に米粒がこぼれた場合は、パッキン周りを確認した方が良いです。
ここを雑に扱うと、密閉性に影響する可能性があります。
最後に、背面フィルターの掃除も必要です。
白米保冷庫は家電製品ですが、冷却する機械なので、設置したら終わりではなく、定期的な点検はした方が良いと思います。
私の結論|家庭用の白米保管にはかなり安心感がある
今回、愛妻庫 KSX-31Aを実際に使ってみて、家庭で精米後のお米を保管するにはかなり
安心感があると感じました。
特に良かったのは、実際にお米の温度を測って、庫内でしっかり冷えていることを確認できた点です。
室温26℃ほどの環境で、お米の中が約12℃まで下がっていたので、白米保管としては
十分な安心材料になりました。夏場はさらに室温も湿度も上がるため、精米後のお米の保存には
気を付けたいところです。
また、上部から入れやすく、前面から必要な分だけ取り出せる構造も便利です。
ただし、30kg袋をそのまま持ち上げるのは重労働になりやすいので、私のように20kg程度で運用する方が楽であると思います。
冷凍庫を流用する方法も一度は考えましたが、温度管理や結露、使い勝手を考えると、
やはり専用品を選んで良かったと感じています。
精米後のお米を夏場もできるだけ良い状態で保管したい方には、白米保冷庫という選択肢は十分検討する価値があると思います。


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