米冷蔵庫の異音が気になり冷却ユニットを分解清掃|クボタ あじ蔵 KA1300

ファンの異音を伝える画像 DIY・メンテナンス

米冷蔵庫からいつもと違う音がしたので、冷却ユニットを確認しました

わが家では、古いクボタの保冷庫「あじ蔵 KA1300」を使っています。
年数は経っていますが、今も米の保管用として動いてくれている大事な設備です。

今回の作業のきっかけは、単に「そろそろ掃除しよう」と思ったからではありません。
冷蔵運転中に、いつもと違う音が聞こえたことが始まりでした。

普段はそこまで運転音を気にしていなかったのですが、ある時からファンの回転音が
いつもと違うように感じました。
古い機械なので、ファンモーターの軸が悪くなったのか、ホコリで風の流れが悪くなっているのか、
それとも冷蔵サイクル側に何か異常が出ているのか、不安になりました。

保冷庫は外から見ただけでは内部の状態が分かりません。
音だけで故障と決めつけることはできませんが、異音として気付いた以上、このまま放置するのも
気持ちが悪い状態でした。

そこで今回は、冷却ユニットのカバーを外して、ファンまわり・熱交換器・内部のホコリの状態を確認しながら清掃してみることにしました。

同じように、古い米冷蔵庫や保冷庫を使っていて

  • 最近、いつもと違う音がする
  • ファンの異音か冷蔵サイクルの音か分からない
  • ホコリ詰まりが心配
  • まだ使えるのか不安

と感じている方の参考になればと思い、今回の作業を記録として残しておきます。


気になったのは「ファンの異音」なのか「冷蔵サイクルの音」なのか

今回一番気になったのは、音の原因でした。

単純にファンの軸が傷んでいるだけなら、ファンモーターや羽根まわりの問題です。
しかし、冷媒が流れる配管側の音だった場合は、冷蔵サイクルの状態も気になります。

私自身、第3種冷凍機械の資格は持っています。
ただし、実務で冷凍機を扱っているわけではないので、音だけで正確に判断できるわけでは
ありません。

それでも、冷媒の流れる音なのか、ファンの異音なのか、ホコリによる通風不良なのかは、
気になるところでした。
特に古い保冷庫の場合、熱交換器にホコリが溜まって空気の流れが悪くなっていたり、
ファンまわりにホコリが付いてバランスが崩れていたりすることも考えられます。

冷媒回路そのものを触るつもりはありません。
まずは自分で確認できる範囲として、カバーを外して内部のホコリやファンまわりを
見てみることにしました。


まずは現状確認からスタート

今回触ったのは、保冷庫上部に載っている冷却ユニットです。
外から見ただけでは分かりませんが、カバーを外すと内部にはコンプレッサー、ファン、基板、熱交換器などが入っています。

古い機械なので、いきなり大掛かりな修理をするというより、まずは

  • ホコリがどれくらい溜まっているか
  • 風の通り道が詰まっていないか
  • ファンまわりに異常がないか
  • 清掃後に音がどう変わるか

を見ていくことにしました。

作業時は必ず電源を切り、コンセントを抜いてから行いました。
冷媒配管や電装部を無理に触る作業は危険なので、今回はあくまでカバーを外して
見える範囲の清掃と確認です。

クボタあじ蔵KA1300の冷却ユニットケーシングを外した状態

分解してみると、内部にはかなりホコリが溜まっていました

カバーを外してみると、内部全体に細かいホコリが積もっていました。
特に、コンプレッサーまわり、ファンまわり、基板周辺、そして熱交換器まわりにホコリが見えました。

古い機械ではよくあることですが、こういうホコリは見た目の問題だけでなく、

  • 放熱や通風の邪魔になる
  • 冷却効率の低下につながる
  • ファンへの負担が増える
  • 余計な振動や音の変化の原因になる

可能性があります。

クボタ保冷庫の冷却ユニット内部の清掃前と清掃後の比較

この比較画像を見ると、軽く掃除しただけでも印象がかなり変わったのが分かると思います。
最初に気になったファンの異音も、こうしたホコリや通風不良が関係していた可能性があります。

特にファンの音がいつもと違って聞こえたので、ファン周辺は丁寧に確認しました


熱交換器の汚れも確認

冷却ユニットでは、熱交換器の状態も大事です。
ここにホコリが付くと、空気の流れが悪くなって、冷却性能や運転音に影響する可能性があります。

今回は熱交換器の状態も確認して、歯ブラシや掃除機を使いながら、フィンを傷めないようにホコリを落としました。ファンはこの熱交換器の裏側にあり、ここは空気の通り道になります。

保冷庫の熱交換器フィンの清掃前と清掃後の比較

比較してみると、清掃前はフィンの間に埃が付着していましたが、
清掃後はフィンの見え方が少しスッキリしました。
フィンの向こう側も見えやすくなり、空気の通りが良くなったように感じます。

「びっしり詰まっていた」というほどではなくても、長年の細かなホコリは確実に
蓄積していたと思います。
この時点で、今回の異音の原因として、ホコリによる通風不良やファンへの負担は
十分考えられると感じました。


清掃後に残った「シャー」という音は、ファン音ではなく冷媒の流れる音に近かった

清掃後に電源を入れて試運転すると、最初に気になっていたファンの引っかかるような音は、かなり落ち着いたように感じました。

一方で、今度は「シャー」という細い音が耳に入るようになりました。
最初はこの音も異音なのではないかと思いました。

ただ、よく聞いてみると、ファンの軸が悪い時のような「キュルキュル」「カラカラ」「ジジジ」という音ではありません。
どちらかというと、冷媒が流れている時のような一定の音に近く感じました。

つまり、最初に気になったファン系の異音と、清掃後に聞こえるようになった「シャー」という音は、同じ種類の音ではないと感じました。

この時点では、冷蔵サイクルの異常なのか、それとも正常な冷媒流動音なのかを確認するために、運転状態と庫内温度の変化を見ることにしました。


ホコリ閉塞が取れて、本来の運転音が聞こえるようになったと判断

今回の作業で一番納得したのは、今まで聞いていた音が、本来の正常音ではなく、ホコリで通風が悪くなった状態の音だった可能性があるということです。

数日前にエアブローをして、さらに今回カバーを外して熱交換器やファンまわりを清掃しました。
その結果、風の通りが良くなり、冷却ユニットが本来の状態に近づいたのだと思います。

すると、今まで聞こえにくかった冷媒の流れる音、つまり「シャー」という音がはっきり聞こえるようになりました。

最初はそれを異音だと思いましたが、温度がしっかり下がり、設定温度付近で安定していることから、今回は冷蔵サイクルの異常ではなく、本来の運転音に戻ったと受け止めています。

長年使っている機械では、少しずつ悪くなった状態に耳が慣れてしまうことがあります。
今回の経験で、「いつもの音」が必ずしも本来の正常音とは限らないのだと感じました。

逆に言えば、今回の清掃で本来の音を確認できたことは、今後の判断基準にもなります。
次に本当に異常音が出た時には、今回の正常運転音と比較しやすくなると思います。


組み付け後も運転確認して、設定温度で安定

内部清掃後、カバーを元通り組み付けて、再度運転確認をしました。
見た目も元に戻り、運転自体も継続して問題なくできています。

さらに確認すると、設定温度は15℃にしているのに対して、実際の表示は13℃まで下がって安定していました。

クボタあじ蔵の温度設定15度と安定時13度の表示比較

この結果を見て、今回の清掃と確認は無駄ではなかったと思えました。
少なくとも現時点では、冷えない・止まるといった深刻な症状ではなく、冷却ユニットはしっかり動いていると判断できます。

もし冷蔵サイクルに明らかな異常があれば、庫内温度がなかなか下がらなかったり、運転音が不安定になったりする可能性があります。
今回は温度が安定していたので、清掃後に聞こえた「シャー」という音は、異常音というより正常運転時の音に近いと考えました。


思い付きで吸気側に簡易フィルターも付けてみました

今回の作業のあと、余っていた浴室乾燥機用のフィルターを流用して、吸気側に簡易的に取り付けてみました。

これは完全に思い付きですが、今回カバーを外して内部のホコリを見たことで、今後はできるだけホコリを直接吸い込ませたくないと思ったからです。

軽いプレフィルター代わりになれば、熱交換器にホコリが直接付きにくくなるかもしれません。

浴室乾燥機の余っているフィルターを付けた画像

ただし、あまり目の細かいものを使うと、逆に通風抵抗になる可能性もあります。
そのため、今後は

  • フィルターの汚れ具合
  • 風の通り
  • 冷え方
  • 音の変化
  • 庫内温度の安定

を見ながら使っていこうと思います。

簡易フィルターは便利ですが、付けっぱなしで放置すると逆に詰まりの原因にもなります。
定期的に掃除機で吸うなど、簡単な確認は続けるつもりです。


古い機械だからこそ「音の変化」に気付くことが大事だと思いました

今回あらためて感じたのは、古い機械ほど音の変化に気付くことが大事だということです。

今回のように、最初はファンの異音だと思っても、確認していくとホコリによる通風不良や、本来の冷媒流動音が関係している場合もあります。

もちろん、音だけで正常・異常を完全に判断することはできません。
ただ、異音に気付いた時に、いきなり故障と決めつけるのではなく、

  • まずホコリの状態を見る
  • 熱交換器の詰まりを見る
  • ファンまわりを確認する
  • 清掃後の音の変化を見る
  • 庫内温度が安定するか確認する

という流れで確認すると、状態を理解しやすいと思いました。

冷媒回路や電装部の本格修理は専門知識が必要ですし、無理は禁物です。
ただ、ホコリの除去や外観確認だけでも、古い保冷庫の状態把握にはかなり役立ちます。

今回は大きな修理ではなく、異音と思った音をきっかけに分解清掃し、安心して使い続けられる状態を確認できたのが一番の収穫でした。


今後は「家庭で精米したお米をどう保存しているか」も記事にしたい

この保冷庫は、わが家でお米を保管する上でも役立っています。
特に、家庭で精米したお米は玄米よりも劣化しやすいので、保存方法はかなり大事だと感じています。

今回の記事では、まず保冷庫本体の冷却ユニットのメンテナンスと運転確認をまとめました。

次の記事では、実際に

  • 家で精米したお米をどう保管しているか
  • 保冷庫を使うメリット
  • 家庭保存で気を付けていること
  • 精米後のお米をできるだけ良い状態で食べるための工夫

について、実体験ベースで書いていこうと思います。

お米を良い状態で保存するには、保冷庫そのものがきちんと動いていることも大事です。
今回のメンテナンスは、そのための土台確認にもなりました。


まとめ:異音と思った音をきっかけに、保冷庫の状態を確認できました

今回、クボタの古い保冷庫「あじ蔵 KA1300」の冷却ユニットを清掃して、
次のことが確認できました。

  • 最初のきっかけは、冷蔵運転中のいつもと違う音だった
  • ファンの異音なのか、冷蔵サイクル側の音なのか不安になった
  • カバーを外すと、内部や熱交換器にホコリが溜まっていた
  • 熱交換器とファンまわりを清掃したことで、通風状態が改善した
  • 清掃後に聞こえた「シャー」という音は、冷媒が流れる本来の運転音に近いと判断した
  • 設定15℃に対して庫内13℃で安定しており、冷却能力は問題なさそうだった
  • 今後のホコリ対策として、簡易フィルターも追加した

今回の作業で、古い機械は「音の変化」に気付いた時点で一度確認しておくことが大事だと
感じました。

ただ掃除をしただけでなく、異音と思った音の正体を考え、温度の安定まで確認できたことで、
安心して使い続けられる状態だと判断できました。

同じように古い米冷蔵庫や保冷庫を使っている方も、いつもと違う音がした時は、まずホコリや通風状態を確認してみるとよいかもしれません。

ただし、冷媒回路や電装部の修理は危険もあるため、無理な作業はせず、必要に応じて専門業者に相談してください。

次の記事では、精米後のお米を100L上開き冷凍庫で保管できないか真剣に考えた話

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